○ 世界観その他諸々について

○ 今、自分達の住んでいる世界と、死んだあとの世界。

ここにいる人たちはここを現実世界と言い、死後の世界を天国や地獄と言います。
ですがこの現実世界と呼ばれるこの世が、むしろ本当は天国や地獄かもしれない。
そして死んだあとの世界のほうが案外、現実かもしれないということです。
人が死んだあとの世界こそ本番で、ここは虚構の世界なのではないのか、と思うのです。
ここでは一般では現実世界と呼ばれる世界を虚構、天国や地獄と呼ばれる死後の世界を現実と言います。



○ 主要キャラのアリア・エーデルワイドは、一度人間から死んで神になりました。
人間に戻ることも出来ます。つまり生き返ることが可能なのです。
そうすると彼女は、現実と虚構を行き来することが可能です。
このように現実と夢の中を行き来出きる人は他にも何人か居ます。
ですが現実もしくは虚構の世界の中に、自分の魂の一部が居ないといけません。アリアは例外です。

アリアの生前の出身地は虚構の世界の中世ヨーロッパ、翔子や宰や旭の存在する世界も虚構の中での日本です。


○ 宗教
扱っている宗教がわかりづらかったので。

虚構の世界で消えかかっていたエカテリーナを教祖とする宗教がある時から爆発的に流行ります。
宗教は同じものでも二つのものに別れ、エカテリーナの精神を崇めるアリア派、身体を崇めるアリス派です。
アリス派のアリアは本物のエカテリーナの幽霊です。アリス派のアリス、マリスはそれぞれエカテリーナの身体、首です。
彼らはお互いを押さえつけようと過激化し特にアリス派は殺人にまで及ぶようになります。
それを食い止めるアリア派や、宗教を沈静化させようとする人間たち。

○ 2009年
主人公の柚希が高校二年生、翔子が高校一年生、零が中学二年生である時代は2009年です。
この年は柚希がアリアや宰、翔子や零と関わり始めた年であり、アリスがアリアの周囲へ攻撃を始めます。

○ 2015年
この年はアリアの周囲の人間達がアリスによって不幸な出来事に巻き込まれる年です。
アリアは仲間が殺される度に過去へループしますが、最後のループでは宰に役目を押し付けて眠りにつきます。

○ 幽霊研究サークル
廃部寸前だったところを宰や翔子の入部によってギリギリ活動しているサークル。
幽霊を研究しているわけではなく、学校や町に出る幽霊や幽霊にとり憑かれた人間や妖怪を倒しています。
基本的に全て退治するのは宰です。他の人間は部室で集まっているだけです。
柚希の入部後は柚希を使い走りさせたり、アリアが柚希を7年後の未来へ飛ばしたり、柚希を妖怪を釣る餌代わりにしたりなど。
柚希はアリアという幽霊が普通にそのサークルに存在することを不思議に思っています。

顧問は謎。サークルとして認められているかも謎。



○ 話の内容は考えてありますが、本編は小説には書き起こしません。
場合によっては書きますが、一部を抜粋しただけのもので、短いです。
心頼り、心頼りの番外、帰郷などは書いておりますが、そんなに長い話ではありません。
心頼りは本編の番外ということになりますが翔子=依利で、パラレルワールドとなります。わかりづらいので髪型で区別。






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